老人の独り言

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続年金が変わるかも?

 先日年金の事をちょっと書きました。
 記事のとおり、年金に関しては無知に近い状態です。
 私は、高卒と同時にサラリーマンになり、現在は中途半端な老人をやっていますが、この間何度か大きな年金改革が行われたような気がします
 しかし、年金は遠い将来のことという意識があって、それほど大きな関心を寄せないまま、労働組合の運動方針や活動方針に沿って訳が分からないまま反対や賛成等の行動に参加しただけで、実は何も考えていませんでした。
 現在は、あと1年数ヶ月で支給開始年齢に達するということもあって、年金関連の新聞記事とか以前より時間をかけて読むようにしています。
 それで、また年金改革みたいな件の話に戻りますが、単に元を取るまでの年数が伸びる程度では済まないような気がします。

 年金の仕組等については、主として労働組合の学習会で教えてもらいましたが、見直し(改革)するにしても選択肢はそんなにありません。
 少子高齢化で受給者は増加が続き、これを支える現役世代は減少が続く…。
 このままでは持たないと。
 このことから考えると、以下の選択肢が考えられます。
 ① 年金の受給者を減らす
 ⓶ 年金の加入者を増やす
 ⓷ 年金の保険料を引き上げる
 ④ 年金の支給額を引き下げる
 具体的には、
 ① 支給開始年齢を引き上げる
 ⓶ 第3号被保険者を第1号被保険者又は第2号被保険者に誘導する
 ⓷ 支給額維持のため保険料を引き上げる
 ④ 保険料維持のため支給額を引き下げる
 いずれも問題がありそうにです。
 支給開始年齢は、過去に60歳から65歳に引き上げていますが、例えば70歳にしたら、その前に亡くなる人が多発しそうですし、健康であってもそれまでの生活費等はどうするかという課題もあります。
 仕事は用意してくれるのかと。
 また、個人差もあると思いますが、健康上就業困難な場合はどうしてくれるかとか。
 第3号被保険者のことだって、歴史的な経過があってのことなので『壁』を何とかしないと誘導は簡単ではないでしょうし、現役の負担増や受給者への支給減だって理解を得るのは大変なことだと思われます。
 このように考えていくと、どれも「言うは易く行うは難し」的であって大変悩ましいです。
 すべての立場の人が納得できるような見直し(改革)を期待したいと思います。
 理想に過ぎないのは十分わかっていますけど。


 (文中の年金は、公的年金ということでご理解願います。)