老人の独り言

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祝北陸新幹線延伸

 北陸新幹線が、3月16日に敦賀まで延伸になるそうですね。
 少子高齢化や国の財政事情等を考えると、新幹線や高速道路の今後のありようについては要検討だと思います。
 そうではありますが、北陸新幹線の延伸については沿線の自治体・住民の悲願であったことを思うと、ここは「実現おめでとうございます」と祝福の言葉を贈りたいと思います。
 私は、北陸方面とは縁が少なくて、1972年に高校の修学旅行で、1994年に仕事で金沢に行ったのを覚えています。
 また、行ったうちにカウントできるかは曖昧ですが、帰省の際に途中下車して敦賀の駅前を数分歩いたことがあります。
 1980年の年末でしたが、敦賀駅で大阪発青森行きの『寝台特急日本海』に乗車するため、岡崎(東海道線)→米原→敦賀という経路を辿りました。
 敦賀の街を歩いたのは何時頃だったか覚えていませんが、おそらく遅い時間だったのでしょう。商店はほとんど閉店していて何も買えず寒かったことだけが記憶に残っています。
 ところで、能登半島地震から2ヶ月が経過しました。
 私個人の印象ですが、復興の状況は東日本大震災よりも遅れているように感じます。
 水道の損傷が甚大で依然として断水が続く地域がかなりあるとか、復興に従事する業者等の宿泊場所が確保できず倒壊した家屋の撤去作業が進まないのが原因だという話もあります。
 今こそ能登半島に復興のための予算と人員を集中的に投下する必要があると思いますが、様々な要因で滞っているということですね。
 私は「何とかしてあげたい」という気持ちだけは持っていますが、残念ながら何もできません。
 今、北陸新幹線延伸で国民の関心が北陸に向いています。
 この機会に多くの方が北陸に足を運んで、お金をたくさん落としていただければと思います。
 それによって能登半島の周辺が賑わい、その勢いが被災地の復興を後押ししてくれることを願うものです。