老人の独り言

日々発する独り言をブログに

春が遠のいた

 先ほど近所のドラッグストアまで買い物に行ってきましたが、しっかり踏ん張らないと身体が持っていかれるような強風が吹いていました。
 昼食を食べている頃に雨が降り始め、その後さらには雷鳴が轟くなどして、天気の大荒れ心配したものですが、幸い今のところそうはなっていません。
 今季は暖冬とされ、テレビ番組や気象予報士によって若干の違いはあるにしても、東京における桜の開花予想日が3月17日というのが一番早かったと記憶しています。
 しかし、何かと変化の激しい春の天候を反映して、3月20日、3月22日、3月24日という具合に後退を繰り返し、次第に春が遠のいたような印象です。
 いつの頃からか天気予報が細部にわたってなされるようになり、充実の度合いを高めています。
 最近では、時間ごとの天気、気温の変化は当然として、洗濯情報や熱中症予防のための水分補給、風水害の避難等の注意喚起、ある地域における朝、昼、晩の服装まで示してくれるほどになり、その進歩はとどまるところを知りません。
 私個人としては、天気予報の充実は喜ばしく思いますが、降水確率ではなく「雨が降るのか降らないのか」、「傘は必要か不要か」をハッキリ示してくれれば、と思いますが難しいでしょうかね。
 天気予報を基本として、予報に併せて伝えられる様々な情報を基に自分で判断してくださいと、そういうことですか。
 なるほどね。

厄介な隣人ロシア

 ロシアの大統領選挙は、予想どおりプーチン氏の圧勝だったようで、今後6年はプーチン政権が継続されることとなります。
 ロシアの侵攻でウクライナが悲惨な状況になってしまい、まったく先が見えません。
 今後について心から心配するところですが、今回の大統領選の結果からは悲観的な将来しか展望できなくなりました。
 現在はロシアですが、その前はソビエト(ソ連ともいってました)でした。
 閉鎖的で得体の知れない国だと感じていましたし、国民も何を考えているのか全然わかりませんでした。
 ゴルバチョフが登場して、ペレストロイカとグラスノスチを掲げた時は「ソビエトが変わる」と思いましたが、長い時間を経て元に戻ったようです。
 権力者による長期政権であって、権力者は病気で執務不能となっても権力を手放さないという構図ですが、国民によって選ばれているところが従前とは異なっているので厄介です。
 日本はこの『厄介な隣人』との間に北方領土問題を抱えているので、今後の外交のありようとして、相手にしないとか無視するという対応はとれません。
 しかし、安倍元総理が20回以上プーチン大統領と会談したということですが、北方領土は畳1枚分だって返還されていません。
 返還しそうなそぶりを見せ、お土産をたくさん用意してあったところで「いただき」されるだけです。
 北方領土には多くのロシア人が居住していて開発も続いていることから、おそらく返還する気なんてないのでしょう。
 そんなことを考えると、日本は「4島は日本の領土」という主張を堅持しつつ対応は極めて慎重に前のめりにならずに、という方向が望まれる。
 返還しそうな雰囲気を漂わせつつ「やらずぼったくり」の可能性濃厚で、挙句の果てには「領土問題は解決済み」や「両国間に領土問題は存在しない」ということでしょう。
 見え見えですね。

非正規労働者は最後になりそう

 今朝も新聞の折り込み広告に目を通しました。
 丹念に見たのは日曜日の朝刊に必ず折り込まれている求人広告で、ほとんど習慣のようになっています。
 処遇、賃金、労働時間等に注目しましたが、状況に大きな変化なしという印象でした。
 労働条件を巡っては、特に賃金に関わる動きが活発になっています。
 従来であれば賃上げ求めるのは労働組合と相場が決まっていましたが、今はこれに加えて政界も財界もこれに同調している状況です。
 『失われた30年』のなかで日本はほとんど賃上げがなされず、今や先進国の中で最も低い賃金水準だとも言われていますから、こうしたことが賃上げを求める動きの背景になっていると思います。
 2024春闘は、大手企業の賃上げは「空前の…」みたいな印象を受けますが、今後中小企業、零細企業等にどの程度反映されるのか期待しながら注目しています。
 先ほど「状況に大きな変化なし」と書きましたけれども、これは求人広告の内容がほとんアルバイトやパートなどの非正規だからで、春闘等の結果は当分の間は反映されなくて、たぶん全国的に最低賃金の見直しが行われる10月頃ではないでしょうか。
 非正規労働者は、賃上げの流れからして最後になりそうな気がします。
 私は40数年のサラリーマン生活を終え現在は非正規労働者として一日5時間週5日の仕事に従事しています。
 それで、賃金は最低賃金ピッタリで求人広告に目を通していると、これがかなり多い状況になっています。
 昔から非正規労働者は雇用調整や人件費節減の手段のように位置づけられているようですが、私自身が非正規労働者になってみて、それは事実だと痛感しました。
 私のように一旦定年退職した者、特に資格も免許も特技も何もなく、年金の支給開始を待つだけの老人は仕方ないですが。
 機会を改めて続きを書きたいと思いますので、今回はこれで。

受験生激減

 日大アメフト部の薬物事件の際、どうして廃部にしないのか疑問に思っていました。
 薬物事件という犯罪に係ることで世間に注目され、連日ワイドショー等で執行部の対応に批判が集中する状況の中、日大生というだけで辛い時間を過ごし学生が多かったと思います。
 最終的にアメフト部は廃部になりました。
 しかし、薬物事件への対応のまずさが影響して、今年の受験者数が2万人以上減少(激減)したということです。
 専門家は受験料収入が8億円くらい減ったのではないかと推測していました。
 アメフト部は歴史と伝統と実績があったのでしょうが、あれだけの事件(犯罪)を起こした以上問答無用で早急に切るべきだったと思います。
 悪い事で注目される大学に進学したくないのは受験生にとっては自然なことで、あの時の混乱がなければもっと別の展開があったことでしょう。
 日大は、学問のために入学した学生を大切にしなければいけないと思います。
 運動部員よりも。

政倫審なんて

 政倫審やってました。
 あまり興味がないのでテレビのニュースは見ていません。
 政倫審なんて、いくら時間をかけても真相解明に至る見込みはなく、期待できないと思っているのは私だけではないでしょう。
 自民党安倍派のパーティー券疑惑(裏金疑惑)は、大騒ぎになった割に逮捕されたのは知名度や党の役職が低そうな衆議院議員1人だけで、あとは参議院議員1人と派閥の会計責任者が起訴されたと記憶しています。
 つい最近のことではありますが、既に過去の出来事であり、印象が日々薄くなっていくのは、大山鳴動して鼠一匹のようなスッキリしない顛末のせいかも知れません。
 裏金疑惑を持たれている議員はかなりいます。
 巨額の裏金作り等に対して何人かの発言を聞きましたが、まるで説明になっていない状況で、このような方々が果たして国会議員に相応しいのだろうかという疑問が生じたりしています。
 残念なのは、疑惑を持たれている議員は全員私の住む選挙区ではないので、選挙になったとしても、どうしようも無いということです。手も足も出ないという感じで。
 しかし、国民(選挙区の有権者)を納得させる説明がなされなければ、国会議員として永田町に帰ることは大変困難になることでしょう。
 とりあえず、今後の動向に注目したいと思います。